血統と性別

野原に佇む野生の馬

競馬はブラッドスポーツとも呼ばれていて、血統で馬の能力や性格を見極めることができます。
また、性別によっても適性や能力に傾向の違いが出ます。

競馬の予想ポイントの中でも血統と性別について詳しく紹介していきます。

血統は親と先祖の実績と配合の相性で見極める

血統は単純に両親の現役時代が強ければいい訳ではありません。
良い子孫を残せる遺伝子を持っている馬は限られていて、どの時代でも代表的な繁殖馬は限られています。

現在ではディープインパクト産駒がもっとも有名な種牡馬(種付するオスの馬)で、一昔前はサンデーサイレンスが一時代を築いていました。
歴史を掘り下げていくと強い馬の祖先はいくつかの系譜に限られてきて、ノーザンダンサー系、ミスタープロスペクター系、ナスルーラ系などの系統に分類されています。
それぞれの系統や親の血統ごとに、適正距離や芝・ダートなどのコース適正に傾向が現れます。

父親と母親の系統など祖先をたどっていくと、この血筋があるから瞬発力が高いとか、器用さに欠けるなど馬の性格を見極めることもできます。
また、種牡馬と繁殖牝馬を配合するときは、それぞれの系統ごとの相性の良さも考慮されています。
配合の相性の良さは、先祖の系統をたどることで推測もできますが、基本的には直近の子孫のデータを元に予測を立てて配合および予想材料にしていきます。

血統や配合は非常に奥が深く、競馬ゲームの大ヒット作「ダービースタリオン」は配合に特化した内容になっています。

完璧な配合でも当たり・ハズレがある

馬は人間以上に親や先祖からの遺伝が強いと言われています。
それでも時には配合理論は間違っていないのにハズレになってしまうことがあります。
近年では、父ステイゴールド、母オリエンタルアートで兄弟揃ってG1馬になったオルフェーブルとドリームジャーニーの配合が有名です。
しかし、その後は全弟のアッシュゴールドを筆頭に結果が出ていません。

血統鑑定士になると、血統表による相性や期待値を読み解くのはもちろん、競走馬の馬体や筋肉の付き方を見て、親の良い面を遺伝しているなどと見極めることもできます。
血統はダビスタ世代の方は個人で研究された方も多いのですが、素人では血統だけで予想するのは困難で、結果を出した馬に対して「この血統だから強い」と事後分析するのがいいとこです。

単純に産駒馬の成績で見極める

血統分析をマスターするのは難しいですが、産駒馬ごとのデータ程度は最低限確認しておきましょう。
レースや開催コースごとに、この産駒馬は連対率が高いなどといったデータは重要な指標になります。

競走馬の性別

競走馬の性別は主に以下の3種類があります。

牡馬(オス)
牝馬(メス)
せん馬(去勢したオス)

血の気が多すぎる馬や、冷静かつ騎手のいうことを素直に聞く必要性が高い障害をやる馬にせん馬が多く、なかには牡馬からせん馬に転向して開花するケースもあります。
馬の能力としては、基本的にオスの方が高いです。
しかし、混合レースの場合基本的に牡馬は牝馬より重い斤量を背負うハンデがあり、牝馬が牡馬を負かすことも珍しくありません。
近年は牝馬の混合条件のG1勝利も増加傾向にあります。

地方競馬のレースの模様

基本的には、牝馬だから減点する必要はないのですが、距離が長いコースやパワーを求められるダートでは結果を残している牝馬が少ないです。
芝コースで馬場状態が良くて芝質が軽い。さらに距離が短いといった条件が揃えば牡馬と牝馬はほぼ互角として見れます。
例外はありますが、牝馬の場合はパワーや持久力よりもスピードと器用さを強みにしています。